世界初(?)大阪にて【Jimdoユーザー共同出店マルシェ】を開催!!〜ゲスト寄稿ブログ〜

2月7日、8日の2日間、JimdoCafe大阪、神戸の主催でJimdoユーザーによる「こもれびと Jimdoマルシェ」が開催されます。

JimdoCafe神戸、大阪は累計利用者800人を超え、利用者のリピーターが多い全国でも人気のCafeです。

今回のJimdoJapanブログでは、JimdoCafe 神戸、大阪の2つを運営しているJimdo Evengelistの河合義徳さんにJimdoマルシェについて寄稿いただきました。

JimdoCafe利用者同士でコラボ商品も生れている神戸と大阪


JimdoCafe 神戸大阪は、「成果が上がるホームページ」をテーマに運営して、今年で3年目に突入。

これまでのご利用者数は800名を超え、JimdoCafeユーザー同士で、ホームページをいかに「伝えるツール」から「伝わるツール」にするかを高め合う「小規模事業者中心のビジネスコミュニティ」に発展しています。

 

ホームページを自ら制作運営することは、常に自社の事業方向性を整理し続けるイイ機会になります。

そして、ホームページは、単なる販売促進ツールというより、立派な無形固定資産。

しっかりブラッシュアップし続けることで、独自の価値創造能力は高まっています。

 

そして、ホームページのブラッシュアップは、大手企業よりも思いたったらすぐにアクションできる小規模事業者のほうが有利です。

 

神戸と大阪のJimdoCafeユーザーには、そこを理解頂く方が多いので…

  • 「つながり」のチカラ
  • 「高め合い」の刺激
  • 「顧客目線」での原点回帰

コレにしっかり向き合う「場」として、上手く活用されています。

 

その結果…

  • 意見交換会や交流会でのつながりは強くなり…
  • 業種特化型のビジネスコミュニティも産まれたり…
  • 自社商品の意見交流で同じテイストの顧客を持つ事業者同士でコラボ商品が産まれ…
  • 新店オープンの時は、店内オペレーションのデモンストレーションも意見交流したり…

つながりと高め合いの機会は、オンライン上のことだけでなく、どのように顧客と向き合うかというポイントにおいて、リアリティある交流に発展しています。

エンドユーザーの反応をホームページのブラッシュアップに


そうした交流から、作り手の心の潤いを感じる“笑顔創造の小商い”の9人が、大阪中之島の川のほとりにあるレトロビルを借りて、2日間のマルシェ開催の話しが浮上しました。

 

JimdoCafeを運営する私達も、このつながりのチカラから生まれた新しい試みは、以下のポイントでとても意義のあることとして、企画運営する運びとなったのです。

  • ネット通販中心の各社が顧客のリアルな反応を知る機会・交流の場を持つ
  • 似たような感性の顧客層を持つ事業者同士での情報訴求でマーケットを共有する
  • 自社のオンライン上のコミュニケーション能力のブラッシュアップにつなげる

マルシェ当日は、ご来場者のお客様とのコミュニケーションを円滑にするために、出店者が体験ワークショップを開催したり、なぜこのような試みを我々がしているのかを肩の力を抜いて語り合う「トークセッション」も開かれます。


ご興味のある方は2月7日、8日ぜひ足を運んでみてください!


開催の内容や、出店者紹介は、専用ホームページへ

 ⇒http://komorebito.jimdo.com/

Jimdoマルシェに出展する作品の数々
Jimdoマルシェに出展する作品の数々

次世代に通用する商いのあり方を模索


大手企業による枠組みが主流の今の経済環境で「本当の豊かさ」の方向性が問われる昨今…モノづくり・販売姿勢について共鳴し合う笑顔クリエイターが、マルシェを開催することに、大きな意義を感じています。

 

国土交通省の発表でも、日本の人口は、15年後の2030年には、20代・30代の人口は約30%減、2050年には約半数近くに減るとされています。

そう、過去100年で3倍も人口が増えた環境下で成り立っていた「経済成長」を、今後も追い求めるのは明らかに不自然。

つまり、利便性のみを追求した大量生産にレールを引かれ、画一的な暮らしになりがちな消費者も、「ホンモノの価値」「本当の豊かさ」をもう一度見直してもイイのではないでしょうか?


価値は、みんなで維持していくもの。

価値を独り占めする勝ち組がいるから、価値が崩れる。

時にそれが、主体が金融だったりすると、余計に維持運営が難しくなる。

結局、私達のスタンスは、常に「コンパクトな循環」「古き良き人のつながり」だったりするのです。

コンパクトに、ヒトも・おカネも・モノも循環する。

だから地元の街の規模でそれぞれが活動する意義がある。


暮らしや商いにおいて、どこか原点回帰・自然回帰で行う資本循環…それは、何も大きなおカネだけでなく、ココロもカラダ…ヒトのつながりのチカラだって資本の一つなんです。

 

大企業は、いつのまにか、自社の維持をするために迷走し始めている感もあり、本当に顧客に喜ばれるものを開発し続けているのか?と疑問に思うことがあります。

 

ココに、地元密着型や、特定の分野に長けている小商いのひと達…つまり、JimdoCafeも利用されている多くの個人事業主の存在は、大きな役割があると思っています。

Jimdoマルシェを「こもれびと」とした理由


亜熱帯雨林の樹木が密集したジャングルには、少しでもたくさんの日光を浴びようとして、競い合って高い位置に葉っぱをたくさんつける大木が多い中、実は地面にある小さな草木も、そのカラダを維持するために必要な日光の量は、相対的には大木も地面の草木も大して変わりません。


それなら、無理してカラダを大きくしなくとも、草の根レベルの等身大で、「こもれび」が当たるところで「キラッ」と光る暮らし方のほうが、どこか自然体ではないのかと…


そんなメッセージ性と…

人口減に伴う日本国内全体の急激なマーケット縮小という、これまで誰も経験したことがない経済環境の中、これからは、「何を買うか」ではなく、「誰から買うのか」という、「ひとのつながりのチカラ」の大切さがクローズアップされるという想いがあります。


「こもれび」と「ひと」

そこで、「こもれびと」という言葉が産まれました。

そんなことを自分たちの信念と、等身大での暮らしの楽しみ方を共感する小商いのひと達がJimdoCafeで出逢い、意気投合して行う2日間のマルシェ。


それが「こもれびと Jimdoマルシェ」なのです。

それでも、企画運営している私達も、出店者のみなさんも、全員が「まずは自分達自身がしっかり楽しむこと」に共鳴…まずは私達自身らしく、自然体で取り組みます。


寄稿者プロフィール

河合義徳(かわい よしのり)


Backstage,Inc. 代表。Jimdo Evangelist。

Jimdo expert(Web制作会社AMR代表)の近藤氏とJimdoCafe 神戸、大阪を運営。


「心豊かな価値を創造する事業者」に向けて、潜在的顧客開拓のためのアプローチ手法構築、組織運営円滑化、資産の再活性化などによる事業バリューアップをサポートする事業コンサルティング会社。

その他、AMRが運営するWebサイト運用コンサルティング業務において、クライアント企業の新規マーケット構築や組織運営円滑化のためのコミュニケーションマネジメントを請け負い、売上貢献の実績が数社に及ぶ。


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